この記事はSteemit-JPコンテスト#14の応募記事です。
僕のお気に入りの風景は「空」だ。
https://steemitimages.com/0x0/https://ipfs.busy.org/ipfs/QmW7UDMhsUqGsU7DEMYuDUYkkjRG3eC8uA4fb28GKFeVrg
空は不思議だ。
同じ場所でも様々な表情を見せてくれる。
青い空。
陽の光が目玉を貫き脳天を突き刺すような眩い空。
赤い空。
どこか郷愁を誘う、冬のコタツのような優しい空。
黒い空。
悲しい時の僕の気持ちを代弁してくれる今にも泣き出しそうな空。
空は不思議だ。
様々な場所で同じ表情を見せてくれる。
学校で見上げた空も、水平線と交わる空も、どちらも同じぐらいに青かった。
オフィスの窓に覗く夕焼けは、子供の頃自転車でクタクタになるまで遠出した帰り道の赤い空にも浮かんでいた。
祖国を遠く離れたこの地でも、雨の日はいつも故郷を思い出す。あそこではいつだって雨が降っていたから。
そう言えば、コンテストに応募できるのは一つの記事の中で一つのスポットだったっけ。
でも、きっと問題ないだろう。
空はいつだってひとつなんだから。